気づきの伝道師 藤井一規です。
何かを学ぼうとすれば、始めたり、止めたりは
効果が低いと言われます。
続けた方がよいことは明らかですが、
取り組んだ時間を足し合わせた合計は同じ時間分、取り組んでも
たどり着ける場所は大きく違ったりします。
しばらく考えていきます。
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この記事の目次
「学問の上で大いに忌むべきは、したり止めたりである。したり止めたりであれば、ついに成就することはない」
by 吉田松陰(武士、思想家、教育者)
取り組んでいる何かを
途中でやめることになることはある。
しかし、止めることはそれまで培ったものを
失くしてしまうことになったりする。
それどころか、再開しようとしたとき、
もっと悪い結果を招くこともある。
もうしばらく掘り下げていく。
<成長の初期>
学問でも、習い事でも、
最初は大きな発見があったり、成長も早いと考えられる。
興味深いことに次々に出会ったりして、
飽きることがないかもしれない、
ところが、この時期はまだ
表面的な部分がわかり、面白く感じている段階だと言える。
もし、この段階でやめてしまうと、
体験した表面的な出来事しか残らない。
もし、しばらくして再開しようとしたとき、
一部のことは覚えているかもしれない。
しかし、土台があるわけではないために、
記憶の断片をどうつなげたらいいのかもわからない。
ときには過去の記憶があるばかりに、
まっさらな気持ちで五感や心を開くことができず、
自分の思い込みに囚われて、成長を邪魔してしまったりする。
<基礎が固まるまでは>
なので、何かを始めるのなら、
ある程度の基礎が固まるまでは、
集中して、密度を上げて取り組んだほうが効果的だ。
一旦ある程度の基礎が固まれば、
ゼロからに戻らずに済む。
自転車に乗れるまでは大変だが、
乗れるようになるのは、基礎を固めることができたからだ。
そうなると、当分の間乗らなくても、
次の時には違和感なく乗ることができる。
乗れない状態でやめてしまったら、
せっかく積み上げてきた感覚を失い、
また最初からってことになったりする。
<成就させようとするならば>
もしその道で、目的を成就させようとするならば、
何らかの方法で関わり続けるほうがいい。
学んだことを復習するのでもいい、
シミュレーションや、イメージトレーニングでもいい。
何らかの方法で続けることを意識したい。
継続は力なり
できることはきっとある。