気づきの伝道師 藤井一規です。
才能とは何でしょうか?
ある分野で、素晴らしい成果を出すもので、
才能があることで、あっという間にこなしてしまうもの、
みたいに考えている人は多いでしょう。
しかし、そうではないかもしれません。
しばらく考えていきます。
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この記事の目次
「才能は一瞬のきらめきだと思っていた。しかし今は10年とか20年、30年を同じ姿勢で、同じ情熱を傾けられることが才能だと思っている」
by 羽生善治(将棋棋士)
才能は、存在するから瞬時に発動されて、
目的を達成してしまうようなものではない。
地道な努力を何年もの間、続けることができることのほうが、
重要だったりする。
一瞬で成すことができることには限りがある。
長期間かけるからこそ、生まれてくるものがあるのだ。
もうしばらく掘り下げていく。
<才能>
才能とは何だろう?
あの人は才能があるから成功した。
才能がなければ、努力しても無駄だ。
そう考えたことのある人は、多いのではないだろうか。
では、一流と言われる人たちは、
最初から才能があったのだろうか?
体操のオリンピック金メダリスト、内村航平さんは
全盛期は絶対的な強さを発揮していた。
では、初めから才能があったのか?
というと、体操を始めた子どものころは、
決してうまい方ではなかったという。
ただ、一度始めたら、誰よりも熱心に続けていたという。
<結果に囚われない>
多くの一流と言われる人たちは、
最初から飛びぬけた才能があった、というわけではなさそうだ。
調べてみると、結果が出ない状態があっても、
あきらめずに努力を続けているうちに、トップレベルに到達した。
と言う人たちの方が圧倒的に多い。
また、興味をもってやりたいと、飛び込んで始めた人よりも、
誘われて一緒に始めた友達や、兄や姉の様子を見ていて後から始めた
弟や妹の方が、一流になっていたりする。
どうやら出足の興味や勢いというよりは、
ずっと続けることができるか? 興味と情熱を保つことができるか?
のほうが、より重要なのだ。
<才能は後付けの理由>
どうやら私たちが「才能」と呼んでいるものの多くは、
成功した人に対して、後付けで、あの人には才能があったから成功した。
と言っている場合がほとんどのようだ。
才能があったからできた。才能がなかったからできなかった。
のではなく、
興味をもって始めたときと同じ姿勢で、同じ情熱を傾けることが
できた人が成功している。
と言うことのようだ。
長期間にわたって、意欲と情熱を注ぎ込むことが大事だと
気ついておきたい。