みなさん、こんにちは。
しつもん音楽響育家、 らしさLifeピアニストの、ばばっちです。
前回の投稿で、こんなお話をしました。
楽器を演奏するとね、
生活の中で感じた様々なことが、音楽に乗って表われてきます。
それらが、いいときもあれば、悪いときもある(笑)
ちょっと話が脱線しちゃうから、
これについては、また後日、お話ししますね。
今日は、そのお話です。
例えば、
もし、あなたにお子さんがいて、
その子がピアノ教室に通っているとします。
そして、
ある時あなたは、そのお子さんと約束をしました。
毎日必ず練習する と…。
ぼくは、ピアノ教室で先生をしているんですけど、
この約束を交わしている生徒さんが、結構います。
だって、ピアノはさ。
練習しないと上手にならない。
と言うか、
練習したら、練習しただけ、上手になります。
楽器に触れる時間が長ければ長いほど、
上達すると言ってもいい。
だから、
結構多くの生徒さんんが、
「毎日の練習」を約束しているみたい。
でもね。その約束には、どれだけの遊び(ゆとり)があるだろう?
音楽を演奏するということは、
自分を鏡で見ていることと同じです。
鏡を見ると、そこには、あなたの顔が映りますよね。
そこには、いろんな顔が映る。
怒っている時は、怒った顔。
疲れている時は、疲れた顔。
楽しい時は、楽しそうな顔。
きっと、あなたの気持ちが表情に表れます。
それと同じように、
音にも感情の変化が現れるんです。
怒っているときは、怒っている音がする。
悲しいときは、悲しい音がする。
楽しいときは、楽しい音がする。
音楽のエネルギーが、自然に、そう表現されるんですよ。
音楽は、自然と感情表現を伝えてきます。
それも、鏡のように、ダイレクトに。
だから、
学校でお友達と喧嘩して、とても苦しい時、
あまり体調が優れなくて、調子が悪い時、
そんな時に、お家の人との約束だからとピアノに向かったとするとね。
調子の悪い音楽が、ダイレクトに、弾いてる自分に返ってきます。
そんな時にさ、
「練習しなさい」とか「約束でしょ!」とか、怒られたら、
ヤル気スイッチは、入るかな?
ぼく、毎日練習できない時って、やっぱり「ある」と思うんだな〜。
約束だからと、それに立ち向かうのも1つの選択。
調子が悪いからと、一息いれるのも、1つの選択。
もし、目の前の子が約束を破って(練習しないで)いるとしたら、
その裏にはどんなことがあるのか、
ちょっと、目を向けてみてください。
もしかしたら、意外なことが、わかるかも知れませんよ。
Q.今日までの間に、どんなことがありましたか?