土用の丑の日に食べるものってなーんだ
…ようこそ
ライフファシリテーターひだまりです
今回も日本の暦やそれにまつわるお話をお伝えします。
暑中御伺い申し上げます。
ジリジリと照りつける太陽が雲に隠れてる東京でも
セミが盛んに鳴いています、夏本番、といったところですね。
前回の最後にご案内しましたが、ちょうど7月19日から
土用
と言われる時期に入りました。
8月7日の立秋で、暦の上では秋に切り替わりますが、その前日まで続きます。
今日は、その土用についてお伝えします。
土用
と聞いて多分多くの方がすぐ思い出すのは
土用の丑の日には鰻を食べる
ということではないでしょうか。
栄養のつくパワーフードを食べて暑さを乗り切る先人の知恵…
と思いたいところですが、本来鰻の旬は冬。
「夏になると売り上げが落ちる」と鰻やの主人に相談された
江戸時代の天才、平賀源内が「これを書いて店先に掲げると良い」
と言って渡した
「土用丑の日、鰻の日」
が広く定着したものだとか。
今でいうキャッチコピーですよね。
でも、何百年後の我々がすぐに思いつくくらい日本に定着しているって
凄いことだと思います。
現代で生まれたキャッチコピーがどれくらい未来に残るだろう、と
比較して考えてしまいます。
あなたはどう思いますか?
で、話を戻します。土用について、ですね。
あなたは土用は夏だけじゃない、ことをご存知でしたか?
先にもちょっと触れました。
季節の変わり目、がヒントです。
…ということからも気づかれたかもしれませんが、季節毎に土用の時期はあります。
立春、立夏、立秋、立冬
季節が変わるという二十四節気の名称がありますが
それぞれ直前の20日ほどを土用としています。
だから土用の丑の日の鰻は夏だけじゃないんです。
でも、「土用丑の日、鰻の日」鰻の旬の冬の土用で
こののぼりを見ないのはなぜでしょう。
出てるのかな。
次の冬のの土用は気をつけて見てましょう(笑)
さて、土用の丑の日に食べるもの。
鰻によらず「う」のつく食べ物だったら良いそうですよ。
因みに私は「ういろう」を食べます(笑)
他にも
うどん
梅干し
…
いろいろありますね
「う」のつく食べ物、そしてその時期の旬のもの、
そんなことを考えて、7月30日の2016年の土用の丑の日
を迎えてみるのはどうでしょうか?
さて、今日のしつもんです。
★あなたにとって元気が出るパワーフードはなんですか?
今回も最後までおつきあいいただきありがとうございました。